ガイド付きインポートは既存のデータを読み取り、入力し直す手間を省きます。この記事では前半の、ファイルの追加と列の解釈の確認を説明します。続きはインポートを確認して完了するを参照してください。表計算からの移行を考えている場合は、移行によって得られることもご覧ください。
ファイルのアップロードと列の対応付けでは、在庫品目は作成されません。確認画面で行を承認したときに初めて追加されます。
インポートできる人
研究責任者と研究員のロールです。若手研究員にはインポートの選択肢は表示されません。
最初にすること
- ダッシュボードの「ラボを設定する」カードに設定を始めるボタンがあります。
- または上部バーの在庫を追加を開き、在庫を取り込むを選びます。
- またはサイドバーのツールから在庫を取り込むを開きます。
アップロードできるもの
| 種類 | メモ |
|---|---|
| CSV形式の表 | ExcelやGoogle SheetsからCSV形式でエクスポートします。 |
| PDF文書 | 仕入先の注文確認書や納品書です。 |
| 写真 | JPG、JPEG、PNG、HEIC、HEIFに対応します。棚、冷凍庫のボックス、ラベルの写真などです。 |
Excelファイルには対応していません。先にシートをCSV形式で保存してください。
すべてをまとめてアップロードする
ファイルを選ぶをクリックし、表計算、PDF、写真をまとめて追加します。ファイルごとに別々にインポートするのではなく、一つの確認画面に集約されます。
意識してまとめると便利です。ラボの在庫情報は複数の資料に散らばりがちで、一つずつ取り込むと重複を後から自分で照合する必要があります。まとめれば、一度の確認で扱えます。
後から別のファイルを同じセッションに追加することもできます。
テンプレート
既存のシートを調整せずにテンプレートから始めたい場合は、アップロード画面のテンプレートをダウンロードを使います。品目の種類ごとに一つあり、その種類についてLabsistantが読み取るすべての列を含みます。
- 試薬:
Item name,Quantity,Unit,Alert at,Quantity type,Hazard level,CAS number,Vendor,Catalog number,Category,Lot number,Received date,Expiration date,Lot cost,Sterile,RNase-free,Storage location,Box position,Ownership,Owner email,Owner group. - 消耗品:
Item name,Quantity,Unit,Alert at,Quantity type,Vendor,Category,Sterile,RNase-free,Storage location,Box position,Ownership,Owner email,Owner group. - 検体:
Item name,Quantity,Unit,Quantity type,Sample type,Collection date,Sample source,Biohazard,Already thawed,Storage location,Box position,Ownership,Owner email,Owner group.
値がわからない列は空欄にします。一部の列には指定された値だけを入力できます。
- 危険度は
none、low、moderate、high、extremeのいずれかです。 - 日付は年-月-日の順で、
2026-01-15のように記入します。 - 数量の種類は、数えるものは
discrete、測るものはcontinuousです。空欄なら、認識できる単位からLabsistantが判定します。 - 所有区分は
shared、group、personalのいずれかです。 - 無菌、RNaseフリー、バイオハザード、解凍済みは
yesまたはnoです。
各テンプレートの一行はサンプルです。削除して自分のデータに置き換えてください。実際のデータでも、値の推奨例でもありません。残したままアップロードすると確認画面で示されるので、置き換えるか除外できます。
テンプレートの使用は必須ではありません。既存のシート独自の列名も、対応付けのステップで扱えます。
ステップ1:列を対応づける
ファイルの読み取り後、最初のステップにファイルをどう読み取ったかが表示され、列とLabsistantのフィールドとの対応が示されます。
内容を確認し、誤りがあれば修正してください。
表示される内容
- 必須の列。行を品目として取り込むために最低限必要な情報です。対応付けがない列があれば示されます。
- 各対応付けに、列とフィールドが一致している確信度が表示されます。
- この列を無視は、その列を取り込まないことを示します。フィールドに使うべき列なら対応付けを変更してください。
- 保管場所は、別のステップで慎重に扱うため、保管場所のステップで設定しますと表示されます。インポートを確認して完了するを参照してください。
誤った対応付けはここで直してください。その後の処理すべてに引き継がれるため、この段階での修正が最も簡単です。
単位の変更を確認する
単位欄にはファイル内の各単位が表示されます。認識できた変換は入力済みでおすすめと示されます。例えばgramsをgとして読み取ります。判断が必要な値は要入力と表示されます。
ここを読み飛ばさずに確認してください。変更内容が示されるので、望んでいない正規化を見つけられます。
認識できない単位
認識できない単位がファイルにあれば、その旨と単位ごとの選択肢が表示されます。
- こちらの選択肢に変更するで、既知の単位に対応付けます。
- 入力されたまま使うで、元の単位表記を残します。
- スキップで、その単位を使う行を今回のインポートから除外します。
知らない単位というだけではインポートは止まりません。独自の単位を残す場合は、個数を数えるものか測定量かも指定してください。必須の数量の種類がない行は、引き続き要確認となります。
個数か測定量か
各試薬は、箱やパックなど個数で数えるものか、体積や重量などの測定量として扱われます。選んだ単位から判定できる場合は、その旨が表示され、再度尋ねられることはありません。
AIに詳しい読み取りを依頼する
列名が特殊で自動の対応付けがうまくいかない場合は、AIにファイルを詳しく見てもらえます。
AIに接続できなければ、その旨が明示され、再試行できます。黙って推測に切り替わることはありません。
どちらの場合も、AIの読み取りは提案であり、決定ではありません。提案はすべて同じ確認画面に入り、承認するまで何も作成されません。
推測しない情報
どの経路でデータを取り込んでも、コンプライアンスに関わる値は作り上げません。ロット番号、CAS番号、危険度、有効期限はファイルまたは利用者からの情報に基づき、推測では補いません。
必須情報がない行は、勝手に補完せず要確認として示されます。ロット番号・CAS・危険度・有効期限を参照してください。